木の香りと木目の美しさ - 厚経木容器 -


経木職人の作業風景

加賀谷木材にて製造する経木は、主にえぞ松材を厚さ約1㎜で柾目にスライスした板で、これを厚経木と言います。折箱、曲げ輪、値札、また神社、仏閣などで塔婆、お札などに使われています。
えぞ松経木は、ほのかな木の香りと共に、木目の美しさが器の中の品物を鮮やかに引き立たせてくれます。経木容器は、通気性、吸水性に富み、抗菌性に優れ腐敗を防止する効果もあります。 今も昔も、鮮度を保ち料理をおいしく、安全に食べられる器が経木容器なのです。

太い原木から繊細な経木を生産

常時ストックされている太い原木

加賀谷木材では、常に豊富な、様々な太さの原木を用意しています。そして製造方法を、一定の巾の経木を生産できるようにしており、お客様の要望に出来る限り応えられる独自の方法を取っています。乾燥方法は、天然乾燥を生かしながらも、独特の室内乾燥にて、温度・湿度を調整する方法で、一定時間(短時間)で乾燥しています。また、経木の欠点である、反りねじれを最小限に抑えるよう工夫もしています。

お客様の用途に合わせて、いろいろな形状の経木容器を

取り扱う最大サイズは、長さは、90㎝まで。厚さは、0.5㎜から1.5㎜まで、用途に応じて生産しています。弊社ではお客様のニーズに合わせた機械づくりを行い対応させていただいております。経木容器づくりは経験豊富な弊社に是非お任せ下さい。下記(経木容器ギャラリー)よりいろいろな形状の経木容器をご覧いただけます。

経木の歴史

西暦600年ごろ、ちょうど聖徳太子の時代です。
桧や杉をうすく削った板にお経を書いて、経木と名付けられてから、使う用途は時代と共に変化していきました。朝廷への献上物を乗せるための台紙に使われたり、戦国時代には、いくさの携行食の容器として、また江戸時代には、芝居、花見といったレクレーション時の弁当箱として盛んに使われました。
明治に入り、えぞ松を使い薄く削る技術を北海道で開発し、それを2枚に合わせ丈夫にした合板を折り曲げる角折の技術を本州の折箱業者が開発しました。 国鉄が広がり、駅弁が親しまれると共に経木容器は全国に広がっていきました。